症例写真

20代/ 女性

クラミジアに対する抗生剤治療の1か月後に外陰部膣カンジダを発症した一例

Before

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外陰部膣カンジダ症

After

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外陰部膣カンジダ症

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クラミジアに対する抗生剤治療の1か月後に外陰部膣カンジダを発症した一例

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クラミジアに対する抗生剤治療の1か月後に外陰部膣カンジダを発症した一例

エピソード

外陰部膣カンジダ症

20歳代 公務員 1人のパートナーと5か月前から付き合っている。
1か月前から外陰部のかゆみ、おりもの増加があった。前医でクラミジアを診断され、治療済みである。その後も陰部のかゆみが改善しないため当院を受診された。
一時期、かゆみや痛みは治まっていた。クラミジア治療後は性行為は一切していない。悪臭はなく、性器の周りがかゆい。
診察では外陰部全体が発赤著明であり(画像1)、膣内はチーズ状のおりものが多く診られた(Before)。膣洗浄にて、チーズ状のおりものは排除された(After)。オキナゾール膣錠を挿膣、処方はオキナゾール膣錠およびオキナゾールクリームがなされた。

【解説】抗生剤内服中または内服直後のカンジダ発症は有名であるが、自験例のように1か月経過してからの発症もしばしば見られる。抗生剤はカンジダ発症の原因の一つである。女性はもともと膣内に若干の一般細菌やカンジダを有しているのだが、免疫が低下した際に菌量が増加して感染し、おりもの症状として発症する事が知られている。カンジダには表在性、深在性が存在するが、特に性器の場合、外陰部の発赤、表皮剥離、浸出液などが見られ、膣内はチーズ状おりものの増加が有名である。においはないことが多い。一度もカンジダの経験のない女性はおりもの検査を行い、診断する。2度目の発症で、症状が同様の場合は検査を省略する事があるが、他の性感染症(淋菌、クラミジア、マイコプラズマ・ジェニタリウムなど)と混合感染をしている事もしばしばみられるため、検査の実施を勧める。クリニックを受診してもらえればおりもの検査の他、のどや血液でわかる性感染症の検査の追加もでき、またパートナー男性の尿検査やペニスぬぐいの検査もできるので、是非ご来院いただきたい。また、カンジダの予防法についてのお問合せが多いが、例えばカンジダを除菌する成分を有するデリケートゾーン向けのソープなどはとても良い。
→もし今、おりもの異常などがあり、なかなか病院に行きづらい状況にいらっしゃる方は、まずはご相談だけでも構いません。簡単にできるWeb予約をお勧めいたします。

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