ヘルペス

ヘルペスとは

ヘルペスウイルスの感染で発症する感染症です。

コンドームで防げない場合も

性器ヘルペスは男性の陰茎(亀頭や陰茎体)、陰嚢、女性の大陰唇・小陰唇、男女の大腿部などに水疱や潰瘍などの病変を生じることがあります。こうした場所に病変があると、コンドームでは感染を防ぐことができません。

オーラルセックスでも感染

主にセックスによってうつるとされていますが、唇にできる口唇ヘルペスが性器に感染した例もあります。また、お風呂やトイレなどでうつる可能性はリスクが高いわけではありませんが、ゼロではありません。

再発しやすい

適切な治療を行えば痛み・水疱、潰瘍などの症状はほとんどの場合、1週間弱で治まります。ただし、体内からウイルスを排除できないため再発を繰り返すことがあります。中には頻繁に再発するケースもあります。再発を完全に防ぐことはできませんが、現在は再発率を下げる、または再発時の重症度を軽減する治療が可能です。

妊娠時には注意が必要

出産時に発症していて病変があると、産道で赤ちゃんが感染する可能性があります。そのため帝王切開が必要になるケースもあります。必ず出産までに担当の助産師または医師とご相談してください。

感染経路

病変から排出されたウイルスがセックスやオーラルセックスで感染し、発症します。トイレやお風呂などでうつることはそれほどないと考えられています。

母子感染

出産時に発症していて病変がある場合、産道で赤ちゃんが感染する可能性があるため、帝王切開が必要になる事があります。

ヘルペスの症状

主な症状は、小さな水疱ができて、数日後にこれが破れて潰瘍になるというものです。再発を繰り返すことがあり、初感染直後に発症した際には強い症状が出ますが、再発時の症状はかなり軽くなる場合がほとんどです。男女によって症状の出方に違いがあります。

男性の症状

性器やその周辺に病変が現れますが、特に陰茎に症状が起こることが多くなっています。小さな水疱がたくさんできて、数日すると水疱が破れて潰瘍になります。初感染の際の症状は強く出やすく、尿道などにも病変が出ることもあります。痛みや倦怠感などを起こすこともあります。潰瘍があると他の病原体に感染しやすいため、炎症が拡がって悪化することもあります。
男性は半分以上が半年以内に再発すると報告されています。再発の際は症状が軽いことが多いのですが、病変が認められる時期には感染させやすいため、セックスは控えてください。

女性の症状

最初に外陰部の違和感・不快感・掻痒感があって、急激に強い痛みを起こします。大陰唇・小陰唇に浅い潰瘍がたくさんできて、周囲に小さい水疱が生じることもあります。初感染後の発症では特に激しい痛みを起こしやすく、歩行困難や排尿困難を生じることもあります。潰瘍の表面には黄色っぽいものが付着することがありますが、これは死んだ細胞です。リンパ節の腫れ、発熱、頭痛、倦怠感、頻尿などを起こすこともあります。また、髄膜炎を起こしたケースも報告されています。
再発を繰り返すことが少なくないのですが、再発の場合は水疱や潰瘍程度で、それ以外の強い痛みなどが起こることはほとんどないとされています。
再発は疲労や睡眠不足など免疫力が下がった時や、生理をきっかけに起こることがあります。病変が認められる時期には感染させやすいため、セックスは控えてください。

女性が感染したまま放置した場合のリスク

母子感染する可能性があるため、出産時に病変がある場合は帝王切開が必要になる事があります。

ヘルペスの検査・診断・治療

検査

主に潰瘍底を綿棒でぬぐう特異抗原検査と血液検査である血清抗体測定によって検査します。

ヘルペスの治療について

抗ヘルペスウイルス薬を用いた治療を行います。ただし、ウイルスを完全に消失させることができないため、再発する可能性があります。再発を頻繁に繰り返す場合には、再発抑制療法として抗ヘルペスウイルス薬を継続投与する場合もあります。病変がある場合には感染させてしまうため、セックスは控えてください。

ヘルペスの検査・治療費用

病名 検査費 治療費
ヘルペス ぬぐい検査または血液検査
各々¥5,500
飲み薬
初発:¥7,700(10日分)
再発:¥3,850(5日分)
再発抑制:¥11,550(30日分)軟膏 ¥1,760

表示価格は全て税抜きです。
治療に際して、上記の他に処方料¥220、整腸剤・制吐剤などにそれぞれ¥110がかかります。

診療料金
初診料 ¥1,650
再診料 ¥1,100
処方料 ¥220
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