クラミジアの症状・検査・治療|検査はいつ?無症状・のどの症状

CHLAMYDIA CARE

クラミジアかも?と思った方へ

クラミジアは、症状が軽いことや、まったく症状がないまま見つかることがある性感染症です。

排尿時の痛みや尿道のムズムズ、おりものの変化、のどの違和感がある方だけでなく、「パートナーが陽性だった」「感染が心配な性的接触があった」という方も検査を考えるきっかけになります。

クラミジア検査を考えたいケース

✓ パートナーがクラミジア陽性と診断された
✓ 感染が心配な性的接触があった
✓ 排尿時の痛み、尿道の違和感、分泌物がある
✓ おりものの変化、下腹部痛、性交時痛がある
✓ オーラルセックス後、のどの感染が気になる
✓ 無症状だが、妊活前・新しいパートナーとの関係前に確認したい
症状だけでクラミジアと決めることはできません。 淋菌やマイコプラズマ・ウレアプラズマなどでも似た症状が出ることがあります。感染が心配な行為、症状がある部位、過去に検査した部位を整理し、必要な検査を考えます。
完全個室対応 保険証不要 一部検査は最短翌日結果に対応 陽性時は治療まで対応

DOCTOR’S VIDEO

動画で解説|クラミジアは無症状でも感染?検査方法・費用・受けるタイミング

クラミジアの特徴、症状がない場合、検査方法、費用、検査を受けるタイミングについて、剣木院長が解説しています。まず全体像を知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。

感染が心配な行為の直後は、検査時期にも注意が必要です。 感染機会からの日数、症状の有無、パートナーの検査結果、感染が心配な部位によって考え方が変わります。症状がある方やパートナーが陽性の方は、検査日を自己判断で先延ばしにせず、受診時期をご相談ください。

01 / BASICS

クラミジアとは|症状が軽い・無症状のことがある性感染症

クラミジアは、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)を病原体とする性感染症です。主な感染経路は性的接触で、男性では尿道、女性では子宮頸管などに感染します。のどや直腸など、性器以外の部位への感染を考えることもあります。

男性では排尿痛や尿道の不快感を伴う尿道炎、女性では子宮頸管炎などを起こしますが、自覚症状が乏しいことがあります。症状の強さだけでは感染の有無を判断できないため、感染機会がある場合は検査で確認します。

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「痛くない=感染していない」ではありません パートナーが陽性だった方や、感染が心配な接触があった方は、無症状でも検査を検討します。

02 / SYMPTOMS

クラミジアの症状|男性・女性・のどで違います

男性

男性のクラミジア症状

  • 排尿時の痛み・しみる感じ
  • 尿道のムズムズ、かゆみ、違和感
  • 透明〜白っぽい分泌物
  • 症状がほとんどないこともある

尿道炎として見つかることがあります。症状だけでは淋菌やマイコプラズマ・ウレアプラズマなどとの区別が難しいため、検査で原因を確認します。

女性

女性のクラミジア症状

  • おりものの量や状態の変化
  • 下腹部の違和感・痛み
  • 性交時の痛み
  • 不正出血
  • 無症状のこともある

子宮頸管に感染していても症状が乏しいことがあります。おりものやかゆみはカンジダ、細菌性腟症などでも起こるため、症状と感染機会を確認して検査項目を考えます。

のど

のどのクラミジアは無症状のこともあります

オーラルセックスによって、のどへ感染することがあります。のどの違和感や軽い痛みが出る場合がありますが、症状がないこともあります。

性器の検査が陰性でも、のどを検査していなければ咽頭感染の有無は別に考える必要があります。

03 / TEST

クラミジア検査|感染機会に合わせて検査する部位を選びます

当院ではクラミジアのPCR検査に対応しています。大切なのは、クラミジアを調べることに加えて、感染の可能性がある部位を検査することです。

尿

男性は尿検査

尿を採取して検査します。排尿痛、尿道の違和感、分泌物がある方や、性器への感染が心配な方で検討します。

腟

女性は腟分泌物の検査

腟分泌物を採取して検査します。おりものの変化、下腹部症状、性交時痛がある方や、無症状でも感染が心配な方で検討します。

咽

のどはうがい液で検査

オーラルセックスによる感染が心配な場合は、性器だけでなく、のどの検査も検討します。

肛

直腸はぬぐい液で検査

肛門性交など、直腸への感染機会がある場合に検討します。

「性器が陰性=のども陰性」ではありません 感染部位は接触の内容によって異なります。診察時に、心配な行為があった日と、性器・オーラルセックス・アナルセックスのどの接触があったかをお伝えください。

結果が分かる時期は検査内容によって異なります。当院では一部の検査で最短翌日結果に対応しています。検査結果は検査内容に応じてアプリ等で確認できます。

検査結果が出た後の見方は、「性病検査結果の見方・解釈」をご確認ください。

04 / TIMING

クラミジア検査はいつ受ける?心配な行為の日付をお伝えください

「昨日の行為が心配」「数日たったら検査できる?」「症状があるけれど待つべき?」という相談があります。

感染機会の直後は、検査時期によって結果が適切に反映されない可能性があります。一方、症状がある方やパートナーが陽性の方では、受診を先延ばしにしない方がよい場合があります。

CASE A

感染機会から間もない方

心配な行為があった日付をお伝えください。受診時期や、状況に応じた再検査の必要性を考えます。

CASE B

症状がある・パートナーが陽性の方

「検査に適した日まで待とう」と自己判断せず、まずご相談ください。症状や相手の検査結果を踏まえて対応を考えます。

受診時に分かるとよいこと
「心配な行為があった日」「症状が始まった日」「パートナーの検査結果」「心配な接触部位」が分かると、検査する部位や項目を考えやすくなります。

05 / PRICE

クラミジア検査の費用|単独検査と2種検査があります

クラミジアだけを確認したい方と、症状が似ている淋菌も合わせて確認したい方では、選ぶ検査が異なります。

1項目

クラミジア単独検査

1,980円

クラミジアを1項目で確認します。検査部位は感染機会に合わせて選びます。

基本検査

淋菌・クラミジア 2種

3,960円

症状が似ている淋菌とクラミジアを合わせて確認します。男性の尿2種、女性の基本STDチェックに該当します。

咽頭

のど2種

3,960円

咽頭の淋菌・クラミジアを確認します。オーラルセックス後の感染が心配な方で検討します。

※掲載料金は税込です。初診料は1,980円です。女性のお手軽検査プランは初診料1,980円・内診料1,650円が別途かかります。検査内容や診療内容により総額が異なるため、受診前に最新の男性・女性料金ページをご確認ください。
陽性だった場合は内服治療に対応しています 男性料金ページではクラミジア治療は5,390円〜と案内されています。治療薬や費用は、検査結果、症状、妊娠の可能性、薬のアレルギー、服用中の薬などによって異なるため、診察内容に基づいてご案内します。

06 / TREATMENT

クラミジア陽性だったら|治療・パートナー・再確認までの流れ

陽性結果を確認した後は、どの部位が陽性だったのかを確認し、結果と診察内容に応じて治療へ進みます。

1

陽性になった部位を確認する

性器・のど・直腸など、どの部位を検査し、どこが陽性だったのかを確認します。

2

抗菌薬による治療を受ける

クラミジアは抗菌薬で治療します。妊娠中・妊娠の可能性がある方、薬のアレルギーがある方、服用中の薬がある方は診察時にお伝えください。

3

パートナーも医療機関へ相談する

ご自身が陽性と確認された場合は、パートナーも医療機関を受診し、検査・治療について相談することが重要です。治療中は医師の指示に従い、治療が完了するまでは性交渉を避けてください。

4

医師の指示に合わせて再検査・治癒確認を行う

再検査の時期は治療内容や状況によって異なります。治療直後に自己判断で検査するのではなく、案内された時期に確認してください。

07 / RISK

クラミジアを放置するとどうなる?症状が軽くても炎症が広がることがあります

クラミジアは症状が軽い、または無症状のことがありますが、感染が続くと炎症が広がる場合があります。

MEN

尿道炎・精巣上体炎など

男性では尿道炎を起こし、精巣上体炎につながることがあります。排尿痛や尿道の不快感が軽くても、症状が続く場合は検査で原因を確認します。

WOMEN

子宮頸管炎・骨盤内炎症性疾患など

女性では子宮頸管炎や骨盤内炎症性疾患を起こし、不妊や流早産の原因となることがあります。妊婦の感染は、新生児肺炎や結膜炎の原因になることがあります。

08 / IF NEGATIVE

クラミジアが陰性でも、尿道・おりもの・のどの症状が続く場合

クラミジア陰性は、「症状の原因が何もない」という意味ではありません。 尿道のムズムズ、分泌物、おりものの変化、のどの違和感は、淋菌やマイコプラズマ・ウレアプラズマなど別の感染症でも起こることがあります。女性のおりもの症状では、カンジダや細菌性腟症などを考える場合もあります。

クラミジア・淋菌が陰性でも症状が続く場合は、過去に調べた検査項目と検査部位を確認し、追加検査が必要かを考えます。

09 / DOCTOR’S VIEW

院長解説|クラミジア診療で考える5つのケース

クラミジア診療では、検査結果の陽性・陰性だけでなく、感染機会、症状がある部位、過去に検査した部位を整理します。ここでは、診療で確認するポイントを5つの場面に分けて説明します。

01

パートナーが陽性でも、自分は無症状

「相手がクラミジア陽性だったが、自分には症状がない」という場合があります。無症状だけで感染を否定することはできません。

最後に接触した時期と、性器・のど・直腸のどこに感染機会があったかを確認し、必要な部位の検査を考えます。

診療で確認すること: パートナーの検査結果、最後の接触時期、接触した部位、現在の症状
02

尿道のムズムズや軽い違和感が続く

男性では「何となくムズムズする」「朝だけ少ししみる」「透明な分泌物が気になる」といった軽い症状で受診されることがあります。

クラミジア、淋菌、マイコプラズマ・ウレアプラズマなどは症状だけで区別できません。感染機会と症状を確認し、必要な検査を考えます。

診療で確認すること: 排尿痛、尿道の違和感、分泌物、症状が始まった時期、感染機会
03

おりものやかゆみから、カンジダだと思っていた

おりものの増加や外陰部のかゆみは、クラミジアだけに起こる症状ではありません。カンジダや細菌性腟症なども考えます。

見た目や症状だけで原因を決めつけず、感染機会と診察内容を合わせて検査項目を選びます。

診療で確認すること: おりものの変化、かゆみ、下腹部症状、性交時痛、直近の感染機会
04

性器だけ検査し、のどを調べていなかった

性器のクラミジア検査が陰性でも、オーラルセックスによる感染機会があり、のどを検査していない場合があります。

性器とのどは別の感染部位です。接触の内容に合わせて、咽頭検査が必要かを考えます。

診療で確認すること: オーラルセックスの有無、性器とのどの検査歴、過去に検査した部位
05

クラミジア陽性でも、別の性感染症を確認する場合

クラミジアが見つかっても、皮疹、発熱、頭痛、のどの症状など、クラミジアだけでは説明しにくい症状が重なっている場合があります。

「クラミジア陽性だから、すべての症状の原因はクラミジア」と決めつけず、淋菌、マイコプラズマ・ウレアプラズマ、梅毒など、ほかの性感染症の検査が必要かを考えます。

診療で確認すること: 性器以外の症状、皮疹や全身症状、過去の検査項目、感染機会、症状の経過
剣木院長より

クラミジア診療で大切なのは、検査結果だけを見ることではありません。どこに感染機会があったのか、どの部位を検査したのか、ほかに説明しにくい症状がないかを整理すると、次に必要な検査や治療を考えやすくなります。一度検査を受けていても、検査していない部位がある場合や、別の感染症を考える症状がある場合は、状況を整理してご相談ください。

10 / PREVENTION

クラミジアの再感染を防ぐために

01
性行為ではコンドームを適切に使用する
02
陽性だった場合は、パートナーも医療機関へ相談する
03
感染機会があった部位の検査を考える
04
治療後の確認は医師から案内された時期に受ける

コンドームの使用は感染予防に有用です。ただし、接触の内容によっては性器以外の部位にも感染します。感染機会に合わせて検査部位を考えることが、見落としや再感染を減らすうえで重要です。

11 / FAQ

クラミジアについてよくある質問

Q. 症状がなくてもクラミジア検査は必要ですか?
パートナーが陽性だった場合や、感染が心配な性的接触があった場合は、無症状でも検査を検討します。クラミジアは自覚症状が乏しいことがあります。
Q. パートナーがクラミジア陽性でした。自分は症状がありません。
症状がなくても感染している可能性があります。パートナーの検査結果と、最後に接触した時期、感染が心配な部位を確認し、検査についてご相談ください。
Q. 性器の検査が陰性なら、のども陰性ですか?
同じとは限りません。性器とのどは別の感染部位です。オーラルセックスによる感染機会がある場合は、のどの検査も検討します。
Q. 感染が心配な行為の直後です。いつ検査を受ければよいですか?
感染機会からの日数によっては、検査結果が適切に反映されない可能性があります。心配な行為があった日をお伝えください。症状がある場合やパートナーが陽性の場合は、待たずに受診時期をご相談ください。
Q. 症状が消えたら、自然に治ったと考えてよいですか?
症状が軽くなったことだけでは、感染がなくなったか判断できません。陽性と分かった場合は医療機関で治療を受け、治療後の確認は医師の指示に従ってください。
Q. 自分は陽性なのに、パートナーは陰性でした。おかしいですか?
検査した時期や部位などにより、結果が一致しないことがあります。一方の結果だけで感染した時期や感染源を特定することはできません。双方がそれぞれ医療機関へ相談してください。

MESSAGE

院長からのメッセージ

クラミジアは、症状がはっきり出る方もいれば、まったく症状がないまま見つかる方もいます。

「違和感があるけれど、クラミジアなのか分からない」「一度調べたけれど、まだ不安が残る」という方は、感染機会や検査した部位を整理して確認することが大切です。

銀座ヒカリクリニックでは、尿・のど・腟・肛門など、感染部位に合わせた検査と、陽性時の治療、治療後の確認まで対応しています。症状だけで決めつけず、必要な部位を検査し、結果に応じて治療を考えます。

このページの記事監修:銀座ヒカリクリニック 院長 剣木憲文(けんのき のりふみ)

医師・医学博士 / 日本性感染症学会 認定医 / 日本医学放射線学会 放射線診断専門医

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クラミジアに関する参考情報

本ページの医学的一般情報は、公的機関の情報を確認して整理しています。個別の診断・検査・治療は診察内容によって異なります。