性病検査の方法・検査結果について

検査方法

性器検査について

男性

検尿男性では初尿検査を行います。一般に、会社の健康診断などでは中間尿と言って、少し出した後の尿をとるように指導があります。その理由はばい菌が尿に含まれていると検査の妨害になるためです。しかし、性感染症の病原体を調べる検査では『ばい菌そのもの』を診たいので初尿が望ましいです。

尿検査でわかる病気について

淋菌(りんきん)、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、カンジダ、一般細菌(雑菌)、尿道炎(男性)、膀胱炎(女性)

尿検査の料金表について
女性

女性では、頸管粘膜(膣分泌液:おりもの)の検査となります。当院では基本的に医師による検体採取を行っています(内診料¥1,650)。必要な場合は洗浄(¥330)を行います。ただし、時間帯によっては自己採取となりますのでご了承ください。

頸管粘液、膣分泌物検査でわかる病気について

淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、膣トリコモナス症、膣カンジダ症、細菌性膣症(一般細菌)

おりもの検査の料金表について

 

性器検査について

医師のよる検体採取

性器検査について

自己採取

咽頭(のど)の検査について

うがい生理食塩水で10-20秒間うがいをし、そのうがい液を用いる検査です。即日検査では咽頭を拭った綿棒を調べる検査を行います。

のどの検査でわかる病気について

淋菌(りんきん)、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ

*咽頭の性感染症は他に梅毒(ばいどく)がありますが、梅毒の検査はすべて血液検査になります。

のどの検査の料金表について

血液の検査について

血液検査通常の精密検査では8ml程度(スピッツ1本)、即日検査では1mm程度の血液を採取します。

血液検査でわかる病気について

梅毒、HIV、ヘルペス、B型肝炎、C型肝炎、A型肝炎

血液検査の料金表について

*感染時期から検査ができるようなるまでの期間が異なりますので下記ご参照ください。

感染時期から検査ができるようになるまでの期間(ウィンドウ期)について
病原体 ウィンドウ期
梅毒* 約4週間
HIV* 約4週間
(RNA検査は約2週間)
ヘルペスウイルス 約4週間
(特異抗原検査は発疹出現時)
B型肝炎 約4-8週間
C型肝炎 約4-12週間
A型肝炎 約4週間

*梅毒、HIVのスクリーニング検査はそれぞれ¥3,080、¥7,700で即日検査が受けられます。

皮膚の検査について

ペニスの皮膚を綿棒でこすって提出する検査があります。
潰瘍やイボの部分の皮膚を綿棒で擦過(こする事)します。綿棒は柔らかく、痛みを伴う事はありません。

皮膚の検査でわかる病気について

陰茎包皮炎(亀頭炎)、ヘルペス(特異抗原検査)、尖圭コンジローマ

皮膚の検査の料金表について

疾患別検査方法

疾患 検査方法
淋病 男性 尿検査
咽頭はうがいの検査
女性 膣内検査は綿棒での拭い検査
咽頭はうがいの検査
梅毒 採血での検査
クラミジア 男性 尿検査
咽頭はうがいの検査
女性 綿棒での拭い検査
咽頭はうがいの検査
トリコモナス 男性 尿検査
女性 綿棒での拭い検査
マイコプラズマ
ウレアプラズマ
男性 尿検査
咽頭はうがいの検査
女性 綿棒での拭い検査
咽頭はうがいの検査
尖圭コンジローマ 綿棒で拭う検査
カンジダ 男性 尿検査またはペニスを綿棒で拭う検査
女性 綿棒での拭い検査
ヘルペス 特異抗原検査は綿棒で拭う検査
単純ヘルペス抗体検査は採血検査
B型肝炎・C型肝炎 採血検査
HIV 採血検査

即日検査

即日検査当院で行える即日検査(通常の検査料金+2,200円)には以下のものがあります。

  • 淋菌、クラミジア
  • 梅毒、HIV(エイズウイルス)
検査時間について

いずれも20-30分ほどで結果が出ます。

精度について

淋菌、クラミジアに関しては精密検査に比べて精度が落ちます。梅毒、HIVに関しては精密検査と同等の精度です。

検査可能期間について

淋菌、クラミジアは不安な性交の直後から検査可能です。梅毒、HIVは不安な性交後、4週間以降にて行えます。

精密検査

当院では精密検査として以下の項目を行っております。
淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマについてはそれぞれ精度の高いPCR法を採用しています。

  1. 性器の検査(男性:尿検査、女性:膣分泌物検査)

    *女性スタッフが不在の場合はご自身での採取となります。方法などは、医師より丁寧にお伝えいたします。
    検査項目:淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、一般細菌、トリコモナス、カンジダ

  2. のどの検査(うがい、ぬぐいの検査となります)

    検査項目:淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ

  3. 血液検査
    検査項目:梅毒(TPHA法、RPR法)、HIV抗原抗体、ヘルペス(HSV IgG抗体)、B型肝炎(HBs抗原)、C型肝炎(HCV抗体)、A型肝炎(IgM抗体)
  4. 皮膚の検査
    検査項目:カンジダ、一般細菌、HPV低リスク群
  5. 肛門の検査
    検査項目:淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ
  6. 便の検査
    検査項目:アメーバ赤痢

検査結果の報告方法

MeDaCaアプリ

当院では、MeDaCa(アプリでインストールできます)のシステムを採用しています。
スマホで、MeDaCaをインストールしていただくか、WEB版で新規登録していただくことでご利用できます。
手順がわからない場合は、ご来院後にスタッフが優しくエスコートさせていただきます。

当院で検査を受けられました患者様へ

検査結果の通知日、解釈、治療方針について、当院では以下のようにご案内しております。
症状がなく、検査結果がすべて陰性の場合は再度ご来院いただく必要はございません。

検査 通知日 解釈、治療方針
淋菌(PCR法) 3~4日後 (+;感染を意味します)の場合は点滴による治療が必要ですので、ご来院下さい。
オーラルを含むパートナーとの性行為は控えるようにし、2~3週間後に治癒検査((+)→(-) を確認する検査)が必要となります。
クラミジア(PCR法) 3~4日後 (+)の場合は飲み薬による治療が必要ですので、ご来院下さい。
性行為は、控えるようにし、2~3週間後に治癒検査((+)→(-) を確認する検査)が必要となります。

マイコプラズマ(PCR法)

(M.ジェニタリウム、M.ホミニス)
ウレアプラズマ(PCR法)

(U.パルバム、U.ウレアチカム)

7~14日後
トリコモナス(トマツ) 1~2日後 男性は飲み薬、女性は飲み薬と膣錠による治療が必要ですので、ご来院下さい。
タオルやお手洗い、お風呂等でも感染しうるため、同居の方がいる場合はご注意下さい。2~3週間後に治癒検査が必要となります。

一般細菌

(一般トマツ、グラム~菌)

1~2日後 (+)の場合は、男性は尿道炎や亀頭炎症状がある場合は飲み薬やクリームによる治療が必要です。
女性は外陰部のかゆみ、おりもの増加、悪臭などの症状がある場合は、膣洗浄、膣錠、クリーム
による治療が必要ですので、ご来院ください。
症状がない場合は、常在菌が少しだけ増えたものと考え、様子を見ましょう。治癒検査は不要です。
カンジダ(トマツ)
梅毒TPHA 1~2日後 (+)の場合は、追加血液検査(RPR定量)に進みます。オーラルを含むパートナーとの性行為は控えるようにし、お薬をもらいにご来院下さい。
HIV抗原抗体 2~3日後 1.0以上の場合、追加検査が必要ですのでご来院下さい。

B型肝炎

C型肝炎

(HBs抗原、HCV3世代)

2~3日後 (+)の場合、肝胆膵内科にご紹介いたします。
尿沈渣(にょうちんさ) 1~2日後 白血球の上昇(毎視野4個以上)を認めた場合、男性は尿道、女性は膀胱の炎症が示唆されます。
細菌がある場合は『細菌(+)』と表示され、細菌が認められない場合は、『細菌』の項目はありません。
他の項目は観察された細胞などを意味しますが、性感染症とは関係がありませんのでご心配いりません。

*再来院されるべきか迷われた場合は、ご来院いただき、医師にご相談ください。
*メールやお電話での検査結果解釈は受け付けておりませんので、ご了承ください。

検索結果の見方について

実際の検査結果の見方はこちらをご参照ください。

結果の見方

尿沈渣(ちんさ)の読み方はこちらをご参照ください。

検査結果の報告時期

検査結果はMeDaCaに登録いただいたメールアドレスに随時通知されます。

1~2日後:一般細菌(雑菌)、トリコモナス、カンジダなどの塗抹検査
2~3日後:梅毒、B型肝炎、C型肝炎
3~4日後:ヘルペス抗体検査、HIV抗原抗体反応、淋病、クラミジア
性感染症ドックA, Bでは4、5日程度ですべての検査結果が報告されます。
5~6日後:一般細菌(雑菌)、カンジダの培養検査(亀頭炎検査)
7~14日後:マイコプラズマ、ウレアプラズマ
性感染症ドックCでは7-14日程度ですべての検査結果が報告されます。
*日曜、祝日を挟む場合は遅れる事があります。
*18時以前に来ていただくとその日のうちに検査会社に引き取ってもらうことができます。19時以降の検査は翌日の引き渡しとなります。

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