症例写真

40代/ 女性

最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例

Before

最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例
最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例
最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例
最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例
最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例
最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例
最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例
最初に‟薬疹”が疑われた二期梅毒の一例

エピソード

二期梅毒

40歳代女性 既婚 3名の性的パートナーがいる
2か月前から体に湿疹ができ、1か月前に前医皮膚科を受診。体幹、四肢に紅斑が散在し、薬疹などを疑われた。現在の内服薬の中止、ステロイド外用で経過を見るも改善せず。梅毒が疑われて血液検査が施行された。TP590、RPR115であった。筋肉注射を目的に当院を受診された。
診察で四肢に淡い紅斑が多発して認められた。二期梅毒の診断で、ステルイズ注射を実施した。

【解説】梅毒とは梅毒トレポネーマという細菌の感染で、10日前後を潜伏期間として、その後初期硬結、硬性下疳などの陰部潰瘍、リンパ節腫脹、手の甲などを含む全身に赤い発疹が出る。梅毒という名前の由来は、赤い発疹が植物の楊梅(ヤマモモ)にいている事からそのように名づけられた。検査にはTP抗体、RPR抗体を血液検査で測定する。治療は抗生剤で飲み薬または筋肉注射がある。医療機関によっては飲み薬のみの取り扱いの所もあるため、注射希望の方は受診前に問い合わせてみる事をお勧めする。予防にはコンドームが大切である。元々の感染経路は同性愛者に多かったが、現在では異性間の行為でも頻繁に感染する事が知られている。日本では性感染症のトップとまではいかないまでも、近年、特に2010年以降、大変流行している病気であり、リスクのある行為をした後は必ず不安行為から1か月程度待って、血液検査をする事が望ましい。症状の一覧は当院の梅毒のページをご参照ください。他にも詳しい情報・記事は当院公式You Tubeに多くアップロードしています。
→もし今、性器にできものや全身に発疹などがあり、なかなか病院に行きづらい状況にいらっしゃる方は、まずはご相談だけでも構いません。簡単にできるWeb予約をお勧めいたします。

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