みなさん、こんにちは。
『童貞、または処女なのに性病になる』というテーマについてお話します。
性感染症はいわゆる挿入行為がなくても、粘膜の接触、皮膚の接触、オーラル行為、皮膚や粘膜のただれから出る汁などからでも十分に感染する可能性があります。
童貞の方は基本的に若い人が多いと思いますが、1番若い方ですとたまに中高生の方がご来院される事があります。ちょっと興味とかで性的な接触を持ちつつも、未遂で終わっちゃうってこと結構あったりします。
その場合に多いのは淋菌、クラミジア梅毒などの性感染症より、カンジダや一般細菌などによる性器の炎症(性感染症関連疾患)になりやすいですね。
男性の若い方では、ピンサロが多いです。安くて、ちょっと興味本位みたいな感じで行かれる方や、入職して間もない新卒の子たちが同期の勢いで行ったりする人もいますね。
その場合に1番多いのは性器のクラミジアや淋病が多いです。フェラチオだけで。粘膜同士の接触なので童貞の方でも病気になるということですね。
理論的に言えば、ウイルスの感染もあります。なのでコンジローマもあります。挿入していなくても陰部同士で接するような「素股」のような状態でもウイルスが感染し、イボができる事があります。
以前お尻にコンジローマができた方で、肛門性交していない方もいらっしゃいました。
ヘルペスも、女の人の太ももとかに潰瘍がある場合に、そこのただれの汁に触れちゃったら感染するってこともありますし、自分の免疫が下がっている時とかに公共の施設的なものを使って感染してしまったという人もいます。
また、性感染症の代表的な菌である淋菌やクラミジアは、目にも感染することがあります。目が真っ赤になった時は眼科に行った方がいいですよ。
キスでも当然うつります。相手ののどに感染していればもらってしまいます。
性経験がないから自分は性病に感染していないと思っている人もそうとは限りません。心配なことがあればきちんと診察や検査を受けて解決していきましょう。
この動画をご参考になさって下さい。全ては性感染症患者のために!