40代/ 男性
性行為のあとに亀頭にできものが… ― 性病ではなく外傷性血種だった40代男性の一例 A Lump on the Glans After Intercourse – A Case of Traumatic Hematoma, Not an STD
診断 血種
エピソード
血種
🧍♂️ 患者さんの概要
40代男性・会社員。
2〜3時間前に性行為を行い、その直後に亀頭に「できもの」ができたと来院。
「風俗で時々コンドームを使わないこともあるので、性病ではないか」と強い不安を感じていました。
👩⚕️ 診察所見
診察では、亀頭部に2か所の小さな血種(内出血)を認めました。
これは性行為時の摩擦や圧迫による急性外傷性血種であり、性感染症ではありません。
痛みや腫れは軽度で、自然に吸収される見込みのため経過観察としました。
🧬 専門医の解説
性器にできる「赤いできもの」や「黒っぽい斑点」は、外傷による血種(内出血)や血管腫であることが多く、性病と間違われやすい症状です。
男性・女性を問わず、加齢や皮膚の脆弱化によって自然に血管が浮き出たり、血種ができやすくなることもあります。
今回のように、性行為直後に急に現れた場合は外傷性血種の可能性が高く、数日〜1週間で自然に吸収されることがほとんどです。
一方、慢性的に同じ場所にできたり、治らず残る場合は血管腫や皮膚腫瘍などの可能性もあるため、繰り返す場合は早めの診察をおすすめします。
💬 患者様のお声
性行為の直後に亀頭にできものができて、ついに性病になったかと本気で焦りました。
検査と説明を受けて「外傷による内出血」とわかり、本当に安心しました。
丁寧に診ていただきありがとうございました。
🩺 まとめ
性行為後に性器にできものができても、必ずしも性病とは限りません。
摩擦や圧迫による血種や炎症など、自然に治るケースも多くあります。
自己判断せず、専門医の診察で原因を明確にすることが大切です。
🌟 銀座ヒカリクリニックでは
当院では、性行為後の違和感やできものに対する即日診察・性感染症検査を行っています。
性病かどうかを丁寧に見極め、必要に応じてその場で検査・治療・アドバイスを行います。
▶ 性器のデキモノ・性病検査について詳しくはこちら

















