50代/ 男性
ペニスに始まったイボが上半身にまで発展した、伝染性軟属腫(水いぼ)の一例
診断 伝染性軟属腫(通称、水いぼ)
エピソード
伝染性軟属腫(通称、水いぼ)
50歳代 男性 マッチングアプリ利用者
1週間前からぶつぶつができた。かゆみはない。
診察では性器、恥毛部などに多発する水いぼを認めた(画像1,2,3)。
最初、ヨクイニンが2週間投与されたが、十分に軽快せず、液体窒素による治療を行った。週1回1か月の治療ののち、水いぼの結節は肩、背中にも発展した(画像4,5)。念のためのHIV検査が行われたが、陰性であった。さらに4週間液体窒素による凍結治療を行い、すべての結節は消失した。