20代/ 女性
「カンジダだけじゃなかった」― かゆみで受診した20代女性にクラミジアも見つかった症例 Not Just Candida: Co-Infection with Chlamydia in a Young Female Sex Worker Presenting with Itching
診断 腟カンジダ症、クラミジア
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エピソード
腟カンジダ症、クラミジア
A young female sex worker diagnosed with both Candida vaginitis and Chlamydia infection. Treated successfully at Ginza Hikari Clinic in Tokyo.
【患者さんの概要】
20代女性、性風俗従事者。
既往歴としてヘルペスと梅毒の治療歴がありました。
2〜3日前から外陰部のかゆみを自覚し、来院されました。
【診察と検査】
腟内を観察すると、カッテージチーズ状(ポロポロ状)のおりものが見られ、典型的な腟カンジダ症(真菌感染)の所見でした。そのため、抗真菌薬の膣錠とクリームを処方しました。
同時に性感染症の包括的な検査を行ったところ、3日後の結果でカンジダとクラミジアの両方が陽性であることが判明しました。
【医師からのコメント】
カンジダは強いかゆみを伴うため来院のきっかけになりやすい一方で、クラミジアや淋菌、マイコプラズマ感染症は無症状のことが多いのが特徴です。この症例のように、症状が強い疾患(カンジダなど)と同時に、他の性感染症が検出されるケースは珍しくありません。見た目や症状だけでは判断できないため、できるだけ幅広い検査を受けることが大切です。
【患者様の声】
いつものカンジダだと思って軽く考えていましたが、検査でクラミジアも同時感染していたと知って驚きました。
カンジダは膣洗浄と膣錠・クリームで改善し、クラミジアは内服薬で治療し、2週間で完治しました。
【まとめ】
カンジダの症状があっても、他の性感染症が同時に隠れていることがある
クラミジアやマイコプラズマは無症状のまま進行することが多い
かゆみ・おりもの・違和感があるときは、包括的な検査が重要
🩺 銀座ヒカリクリニックでは症状のある方はもちろん、無症状でも性病検査が可能です。保険証は不要で、外国人患者様・旅行者の方も気軽に受診可能です。
検査はうがい・尿・血液などの簡単な方法で行え、プライバシーにも配慮しています。