症例写真

20代/ 女性

ベセルナクリームの副作用?陰部潰瘍の正体は梅毒だった|尖圭コンジローマとの併発例 Genital Ulcer After Imiquimod? Hidden Syphilis Behind Condyloma Treatment – A Rare Co-infection Case

Before

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この写真には性器の描写が含まれております。
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エピソード

尖圭コンジローマ、梅毒

A young woman treated for genital warts with imiquimod developed ulcers thought to be side effects, later diagnosed as syphilis co-infection.

20歳代女性・大学生

性風俗に従事しており、地方から進学のため上京。約半年前からソープで勤務している。

週2回、1日あたり3~7名の客を対応している。
1週間ほど前から性器に「できもの」が出現し、自身では尖圭コンジローマと考えていた。

親には相談できず、また保険証が使えないことを理由に、当院(銀座ヒカリクリニック)を受診。
診察では、両側大陰唇、腟前庭部、尿道口、会陰部にかけて鶏冠状の多発結節を認めた。

【診断・治療経過】

尖圭コンジローマと診断し、液体窒素による凍結療法、ベセルナクリーム(イミキモド)、ヨクイニン内服による治療を開始した。

約1か月の治療で病変は徐々に縮小傾向を示した。
その後、お正月のため帰省し、地元のクリニックで同様の治療(液体窒素+ベセルナクリーム)を継続したが、性器に潰瘍が出現。治療の副作用と説明された。
1か月後に再び当院を受診した際には、コンジローマの一部再発に加えて、陰部に硬い潰瘍を認めた。

この潰瘍は単なる薬剤の副作用ではなく、硬性下疳(梅毒初期病変)が疑われた。
血液検査の結果、TP抗体293、RPR240と強陽性を示し、梅毒の合併が判明。

治療としてステルイズ®(ベンザチンペニシリンG)の筋肉注射を実施した。
その後、経済的理由から他院での保険診療に切り替え、1か月後のフォロー採血でTP128/RPR35.2まで低下し、治癒を確認した。

【専門医の解説】

尖圭コンジローマの治療では、液体窒素、ベセルナクリーム(イミキモド)、抗がん剤軟膏などを用いることが一般的です。

これらの治療により、陰部潰瘍を生じることはよく知られた副作用の一つです。
しかし、性感染症診療に不慣れな医師の場合、潰瘍を「薬の副作用」と誤って判断し、梅毒や性器ヘルペスなどの感染症を見逃す危険があります。

本症例では、逆に“副作用と思われていた潰瘍”が実際には梅毒による硬性下疳であり、コンジローマと梅毒の混合感染が確認されました。
治療中であっても、常に他の性感染症の合併を念頭に置き、再評価を行うことの重要性を示す、非常に貴重な症例といえます。

【患者様の声】
「コンジローマ治療の副作用と言われていましたが、潰瘍がなかなか治らず不安でした。

銀座ヒカリクリニックでしっかりと梅毒を見つけていただき、ショックはありましたが、その後の治療もうまくいき安心しました。

これからは無理をせず、定期的に検査を受けていこうと思います。ありがとうございました。」

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