症例写真

20代/ 女性

尖圭コンジローマと間違えやすい「膣前庭乳頭腫症」 ― 不安で婦人科を転々とした20代女性の一例 ― Vulvar Vestibular Papillomatosis Misdiagnosed as Genital Warts – A Case of a 20s Woman Seeking Answers

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閲覧注意

この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
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エピソード

膣前庭乳頭腫症(正常構造)

【患者様の経過】

20代女性。

202X年3月初め、カンジダ膣炎と診断され、抗真菌治療を受けていました。

治療中、「清潔に保たなければ」と考え、丁寧に洗っていたところ、膣の入り口に小さなイボのような突起に気づきました。

「性病ではないか」と不安になり、3月中旬に婦人科を受診。

医師から「尖圭コンジローマ(性器のイボ)」と告げられ、「専門の病院で治療を受けてください」と言われたそうです。

不安を抱えたまま、3月下旬に別の婦人科を受診すると、「コンジローマではないと思います」と言われ、気になる部分を検査。

結果は「炎症性変化のみで、ウイルス感染は認められませんでした」。

パートナーには特に症状はありませんでした。

最終的に、当院での診察で膣前庭乳頭腫症(vulvar vestibular papillomatosis)と診断されました。

【専門医の解説】

膣前庭乳頭腫症は、尖圭コンジローマと非常によく似た外観を呈するため、誤って性病と診断されることがあります。

しかし、この2つの疾患は本質的に異なります。

比較項目 尖圭コンジローマ 膣前庭乳頭腫症
原因 ヒトパピローマウイルス(HPV)感染 正常な生理的変化
形態 不整・大小不同の乳頭状結節 均一な小突起
感染性 あり(性行為でうつる) なし(性行為でうつらない)
治療 液体窒素、ベセルナなどの外用治療が必要 治療不要、放置で問題なし

診断のポイントは「均一な小突起」「なめらかな表面」「色がきれいなピンク色」こと。

専門医による肉眼所見、HPV検査を組み合わせることで正確に判定できます。

【患者様のお声】

「最初にコンジローマと言われて本当にショックでした。

パートナーに何て説明すればいいのか分からず、不安で眠れませんでした。

最後にヒカリクリニックで“感染ではない”と教えてもらい、ようやく安心できました。」

【まとめ】

膣前庭乳頭腫症は、尖圭コンジローマと見た目が似ているため誤診されやすい病変です。

しかし、感染症ではなく、誰にでも起こりうる生理的な変化の一つです。

不安な場合は、性感染症を専門とするクリニックで正確な診断を受けることが大切です。

当院では、肉眼所見・ウイルス検査を組み合わせ、不要な治療を避けながら正確に診断しています。

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