30代/ 女性
多発粉瘤の周囲を持つ方の、皮下膿瘍の一例
診断 皮下膿瘍
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
皮下膿瘍
30歳代 女性
2日前から性器に1つ大きな水ぶくれでき、痛みもある。
今回が初めてではなく、3年前に何度か発症したことがあるが、診察は受けていない。
最終性交:3年前
右大陰唇に3㎝程度の皮下膿瘍を認める(Before、画像1)。圧迫するとわずかに排膿を認めた。他、周囲に多発粉瘤を認める。
培養にて、大腸菌、プロテウス菌が検出された。
感染性粉瘤の可能性を含む、皮下膿瘍と考えられた。
抗生物質にて症状は軽快し、2週間後の診察では膿瘍は退縮していた(After、画像2)。同部には肉眼では粉瘤は認めなかった。