30代/ 女性
スキン着用のソープ店で3か月勤務したのちに発症したヘルペスとコンジローマの混合感染の一例
診断 性器ヘルペス、尖圭コンジローマ
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
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After
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エピソード
性器ヘルペス、尖圭コンジローマ
30歳代女性 3か月前からスキン着用のソープ店で働いている。
1週間前からおりもの増加、悪臭、性交痛、性器にできものができ、2,3日で悪化してきた。肛門周囲の痛み、排尿時痛、尿が出づらい感覚、発熱はないが、体全体がだるい。
診察では、左大陰唇、恥毛部、会陰、肛門周囲などに有痛性の潰瘍を認める(Before, 図1)。潰瘍底をぬぐい、単純ヘルペスウイルス特異抗原検査を提出するも陰性であったので、血液検査で単純ヘルペス抗体を提出し、陽性。性器ヘルペスの診断。また、診察時には同時に左肛門周囲に1㎝程度の鶏冠状の結節が認められ、尖圭コンジローマの診断(Before)。
まずは抗ウイルス薬の処方を行い、2週間後経過して潰瘍が落ち着いたところから液体窒素による凍結療法が施行され、1週間後にコンジローマの結節は縮小(図2)、さらに2週間後に完治した(After)。
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