30代/ 男性
ペニスのキズから侵入し、全身症状を来した可能性のある二期梅毒の一例
診断 二期梅毒
Before
エピソード
二期梅毒
30歳代男性 風俗利用者
4週間前に風俗で、ディープキス、ゴムなしフェラ、ゴムなし性交をした。出来物かどうかわからないが、少しただれている。
診察でペニスの皮膚にびらんを認めた。明らかな潰瘍や硬結は認めなかった。梅毒検査陰性。
2か月後、その後症状は軽快したが、念のために検査を実施し、梅毒検査陰性。
さらに2か月後、1週間前からこすれて皮がむけている感じがする、4か月前と同じであるとの事。
診察で、アトピックスキンであり、包皮に一つの潰瘍を見おtメタ。ヘルペス又は裂傷を疑うも、梅毒検査陰性、ヘルペスCF法陰性。1週間後に陰部潰瘍は残存しており、大学病院皮膚科にご紹介した。
その後、大学病院皮膚科では開口部Plasmacytosis, 扁平苔癬などが疑われ、病理検査をしてもらったが異常所見は認めなかった。初診から6か月後、前額部および全身に小紅斑が多発して認めた。(画像1,2,3,4,5「たまにアトピーでこのようになる事がある」本人言)
即日梅毒検査陽性。RPR32/TP2560を認め、ステルイズ注射を施行した。
初診から8か月後にRPR2/TP640に低下し、治癒。
初診から10か月後にRPR0/TP320低下した。
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