20代/ 女性
自分では気づけなかった膣内のイボ ― 定期検査で見つかった尖圭コンジローマの一例 Hidden Genital Warts Detected During Routine Checkup – A Case of HPV Infection in a Young Woman
診断 尖圭コンジローマ
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この写真には性器の描写が含まれております。
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エピソード
尖圭コンジローマ
🧍♀️ 患者さんの概要
20代女性。風俗業に従事(ピンサロ2年、ソープ1年)。
1年半前から銀座ヒカリクリニックで定期的に性感染症検査を受けていました。
ある日、診察中に医師から「コンジローマに似たイボがある」と指摘され、HPV低リスク群の検査を実施したところ陽性であることがわかりました。
👩⚕️ 診察所見
処女膜の5時・7時方向に白色の小さな結節(尖圭コンジローマ)を認め、会陰部にも肌色のいぼ状病変を確認しました(Before)。
これらはいずれもHPV(ヒトパピローマウイルス)による感染性のいぼです。
💊 経過
ベセルナクリーム、ヨクイニン内服、液体窒素療法を併用した結果、約2か月で会陰部の病変は治癒しました(After)。
しかしその後、膣壁内にもイボの発生が確認され(画像1)、レーザー治療対応が可能な専門病院へ紹介されました。
現在は前庭部(膣の入口付近)の病変を治療中です(画像2)。
🧬 専門医の解説
女性の性器は構造上、自分で詳細に観察することが難しいため、症状があっても気づかないことが少なくありません。
そのため、定期的なクリニックでの検査と診察がとても大切です。
郵送検査を利用される方も、年に1〜2回は実際に医師の診察を受けることをおすすめします。
当院では、性感染症の検査時に外陰部や膣周囲のデキモノ、コンジローマ、ヘルペス、梅毒、伝染性軟属腫などを常にチェックしており、今回のように偶然発見されるケースも多くあります。
💬 患者様のお声
いつも定期検査で利用しています。
自分ではまったく気づかなかったので、診察してもらって本当に良かったです。
早めに見つけてもらえて安心しました。
🩺 まとめ
尖圭コンジローマは、痛みが少なく気づきにくい感染症です。
特に女性では、膣内や会陰など自分では見えない場所に発生することがあります。
定期検査と医師による診察で、早期発見・早期治療が可能になります。
🌟 銀座ヒカリクリニックでは
当院では、尖圭コンジローマやHPV感染症を含む女性の性感染症の定期検査・診察を行っています。
見えない場所の異常や小さな病変も丁寧に確認し、早期発見・早期治療に努めています。
▶ 女性の性感染症・HPV検査について詳しくはこちら
記事監修
院長 剣木憲文(けんのき のりふみ)
医師、医学博士
日本性感染症学会認定医
銀座ヒカリクリニック院長

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メディア(取材)
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