20代/ 女性
性行為から4日後に3,4か所の陰部潰瘍を認めた性器ヘルペスの一例
診断 単純ヘルペス2型感染症
Before
エピソード
単純ヘルペス2型感染症
20歳代女性
5日前に性行為を行い、3日前からおりもの増加、悪臭を認め、昨日より白いできものを見つけた。診察時に膣口5-7時方向に3,4か所の潰瘍性病変を認めた(画像1)。同部を綿棒でぬぐい、単純ヘルペス特異抗原検査にて2型で陽性を認めた。おりものでは特別有意な所見は認めなかった。抗ウイルス薬が処方され、10日で症状改善した。4か月後に再発を認め、抗ウイルス薬が処方された。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。