20代/ 女性
抗体検査で陽性を確認した性器ヘルペスの一例
診断 性器ヘルペス(抗体検査で確認)、クラミジア、カンジダ、細菌性膣症
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エピソード
性器ヘルペス(抗体検査で確認)、クラミジア、カンジダ、細菌性膣症
20歳代女性 性交渉の頻度は1,2か月に1回
2週間前に新しい人と性行為をした。1週間前よりおりものの悪臭と性器にできものができた。近医で視診による性器ヘルペス、クラミジア、カンジダ、細菌性膣症の診断が下された。ヘルペスの検査を求めて当院を受診された。診察では大陰唇、小陰唇、肛門周囲に多発する地図状の潰瘍が認められた(Before, 画像1、画像2)。単純ヘルペス特異抗原検査は陰性であり、性行為から約3週間後にHSV CF法を実施したところ、上昇を認め、急性期性器ヘルペスの診断。5日後には潰瘍は上皮化された(After)。