40代/ 女性
発熱、肛門回りの痛み、悪臭などを主訴として来院された1型単純ヘルペスの一例
診断 性器ヘルペス
Before
エピソード
性器ヘルペス
40歳代女性 風俗で働かれている方
2か月前に淋病になり点滴で治療した。4,5日前から外陰部のかゆみ、おりもの増加、悪臭、性交痛、咽の腫れ、痛み、性器にできものができた。発熱もある。性器から膿が出ており、激痛、肛門回りが痛痒い、鼠径リンパ節も痛む。昨日より痛みが悪化してきている。
診察では、歩行が遅く、すたすた歩けない。両側大陰唇、小陰唇(画像1,2)、肛門周囲に潰瘍(画像3)、両側鼠径リンパ節腫脹(画像4)、悪臭を認めた。
単純ヘルペス特異抗原検査で1型ヘルペス陽性。バラシクロビル10日間、アモキシシリン7日分、ビダラビン軟膏、ゲンタマイシン軟膏を処方。1週間後に疼痛症状はほぼ改善した。
→もし今、性器ヘルペスの疑いがあり、なかなか病院に行きづらい状況にいらっしゃる方は、まずはご相談だけでも構いません。お気軽に銀座にお越しくださいませ。