20代/ 女性
外陰部にわずかな潰瘍しか認めない性器ヘルペスの一例
診断 咽頭淋菌感染症、性器ヘルペス
エピソード
咽頭淋菌感染症、性器ヘルペス
20歳代女性 会社員 半年で3人の男性と関係がある。
2週間前にパートナーとコンドームなしの膣性交を行った。1週間前から微熱、咽頭痛を認めた。パートナーはヘルペスのような症状で、現在他院を受診中である。
診察で、両側扁桃は腫大し、左に若干の白苔を認める(画像なし)。膣口に3,4か所の小潰瘍(画像1,2)、子宮頚管部に粗大潰瘍(画像3)を認めた。
のど淋菌抗原検査陽性であり、点滴抗生剤を投与。単純ヘルペス特異抗原は陰性、単純ヘルペス抗体検査で陽性を認めた。