30代/ 女性
肛門のかゆみを主訴に受診された再発ヘルペスの一例|東京・性病検査・安い|銀座ヒカリクリニック
診断 性器ヘルペス再発
エピソード
20代/ 女性
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エピソード
左小陰唇、処女膜、会陰部、右膣前庭部の尖圭コンジローマ
20歳代女性
前医で尖圭コンジローマを液体窒素で治療してもらっていたが、対応に違和感を覚え、当院での治療を希望された。
診察では、左小陰唇に4つ(画像1)、処女膜に1つ(画像2)、会陰部(画像3)に2㎝ほどの小結節を認め、尖圭コンジローマの診断とし、液体窒素による凍結療法、ヨクイニンにて治療を行った。
液体窒素は5回の治療で結節のほとんどは消失したが、最後にわずかに右膣前庭部に結節が残存(Before, 画像4)し、6回目の治療にて完全にすべての結節が消失した(After)。
40代/ 女性
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肛門周囲の尖圭コンジローマ
40歳代 女性
3か月前に前医婦人科にて尖圭コンジローマの診断。ベセルナクリーム2週間塗布し、治癒した。今回再発し、他の治療法を試すよう指示を受け、当院を受診された。
診察にて、肛門周囲に多数のコンジローマの結節を、右大陰唇外側に1つの小結節を認めた。(Before,画像1,2)
尖圭コンジローマの診断で、液体窒素による凍結療法、ヨクイニンによる治療を行った。ベセルナクリームは処方されたが、患部が少し痛んだため使用していない。
1週間後に診察すると、それぞれのイボは完全に消失していた。(After,画像3)若干の医原性潰瘍を認めたため、抗生剤軟膏にて二次感染予防を含めた保護を行った。
30代/ 女性
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エピソード
尖圭コンジローマ
30歳代 女性
2週間前に性器のイボを自覚。近医で尖圭コンジローマと診断されて塗り薬を2週間処方された。塗った後は様子を見るように言われた。言われた通り、塗布したけどまだ心配なので、正確な診断を求めて当院を受診。
診察では膣前庭部6,8時方向にそれぞれ一つずつ結節が認められた(Before)。また、チーズ状のおりものが見られ、カンジダが疑われた。
尖圭コンジローマの診断で、液体窒素、ベセルナ、ヨクイニンによる追加治療が行われた。
治療により徐々に結節は縮小し(画像1,2,3)6週間後、最終的に完全に消失した(After)。
20代/ 女性
エピソード
尖圭コンジローマ
20歳代 女性
1年前に1,2回肛門性交を行った。6か月前におりものの悪臭が見られ、トリコモナスを発症した。子宮頚癌検査は行ったことがない。HPVワクチンは接種したか覚えていない。3か月前に伝染性軟属腫が指摘されていたが、自分でつぶしたりして様子を見ていた。
診察にて、会陰、右膣前庭部、肛門周囲などに尖圭コンジローマを疑う結節を認める(画像1,2,3,4)。
のちに子宮膣部、膣壁(画像5)にも明瞭に尖圭コンジローマの結節が認められた。
両側下腹部、恥毛部、臀部などに水イボが散見された。
膣内のコンジローマは他院で、他は全て当院で液体窒素、ベセルナ、ヨクイニンによる治療が施行され、約5週間で全ての病変は完全に治癒した。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
エピソード
尖圭コンジローマ
20歳代 女性
子宮頸がん検査未実施、HPVワクチン未接種症例。
3週間前に他院で尖形コンジローマと診断された。
ベセルナを3週間使用したが、既に大きくなっていて、薬では無理かもしれない、もうこれ以上できないと言われて、当院を受診。
現在、ちょっと赤くなり、痛痒い。最終ベセルナ使用は1週間前。
診察では、左大陰唇に鶏冠状の巨大な結節あり。他、右大陰唇、膣前庭部、肛門周囲などに小結節あり。
診断は尖圭コンジローマ。
液体窒素、ベセルナ、ヨクイニンを用いた治療を1週間行ったが、その後通院を自己中断された。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
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性器ヘルペス
20歳代 女性
1週間前に行為あり。2、3日前に40度近い高熱が出て、その時から陰部に水ぶくれのようなものができ始めた。
だんだん肛門の方まで広がり、痛みもひどくなってきたため受診した。調べてみて、ヘルペスのような気がする。
水ぶくれがつぶれて真ん中がくぼんだ痕があり、それが痛かった。
診察にて、両側大陰唇に多発する潰瘍を認めた(Before, 画像1,2,3)。体温は36.8℃であった。
単純ヘルペス特異抗原検査2型陽性。
ヘルペスの診断で、バラシクロビルの内服、ビダラビン軟膏が処方された。
1週間後、症状は軽快された(After)。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
30代/ 女性
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20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス
20歳代 女性
2週間前に友人とゴムなしフェラ、ゴムなし膣性交を行った。
1週間前から性器にできものができた。ナプキンのかぶれと思い、塗り薬で対応したが、効かなかった。2日前に37.5度発熱した。排尿痛も出現した。
診察では大陰唇、会陰、肛門周囲などに多発する潰瘍を認めた。潰瘍は中心部が白く抜け、周囲が赤く発赤している。
特異抗原検査にて単純ヘルペス2型陽性の結果であった。同時に尿中白血球は陽性で膀胱炎の診断。
性器ヘルペス・膀胱炎として、バラシクロビル、ビダラビンが処方された。1か月後に再発し、同様の治療が行われた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
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20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス
20歳代 女性
2週間前に、友人とゴムなし膣性交をした。1週間前よりナプキンかぶれのような痛みがあった。性器に水穆れができ、排尿するときにあたって痛む。2日前より37.5度発熱あり。
診察では膣口や肛門の周囲に多発する潰瘍を認めた(画像1,2,3,4)。単純ヘルペス特異抗原検査2型陽性。バラシクロビル10日分、ビダラビン1本が処方された。同時に尿からは白血球が検出され膀胱炎の診断もなされた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
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10代/ 女性
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性器ヘルペス
10代女性、ヘルス勤務。月に17連勤している。
4,5日前からおりもの増加、性器にできものができた。なんか陰部が痛む。最初はカンジダかなと思ったが、昨日見たら赤いブツブツができていて、ヘルペスかなって思った。おしっこするときもめちゃくちゃ痛い。発熱なし。性感染症検査歴なし。
診察では膣前庭部と右臀部にそれぞれ小潰瘍を認めた(Before, 画像1)。単純ヘルペス特異抗原検査にて2型で陽性を認めた。
バラシクロビル10日分、ビダラビン軟膏1本が処方された。1週間後に潰瘍は軽快した(After)。
1か月後、再発し、バラシクロビル5日分が処方された。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
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20歳代 女性 学生
1週間前に彼氏とゴムなし性交をした。彼氏は口唇ヘルペス持ちだが、週1回のペースで性行為をしており、症状を来したことはない。5日前に彼氏以外の人と1年ぶりにゴムあり性交をした。
5日前から発熱、4日前から性器にかゆみ、3日前に解熱するも、性器の右側にブツブツが3つできた。昨日、性器の痛みに耐えきれず近医泌尿器科を受診した。膣が切れて、底からばい菌が入っていると言われ、ステロイド軟膏と抗生剤をもらったが、自分としては、排尿時に染みる痛みがあるため、ヘルペスと思う。
診察では左大陰唇、会陰に潰瘍を認めており(Before, 画像1)、性器ヘルペスの疑いで検査を実施した。単純ヘルペス特異抗原2型陽性であり、バラシクロビル10日間、ビダラビンが処方された。
9日後潰瘍はほぼ上皮化し(After)、自覚症状も消失した。
20代/ 女性
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エピソード
20歳代女性 3,4か月前から彼氏ができ、最初はゴムを使っていたが、徐々に使わなくなった。
1週間前と10日前に性交をした。4,5日前から性器にできものができ、調べてみてヘルペスと思った。一昨日から発熱した。
診察で、外陰部に多発する潰瘍を認めた。(Before、画像1,2,3,4)
特異抗原検査を施行し、単純ヘルペス1型が陽性であった。
バラシクロビル10日分、ビダラビン軟膏で1週間後にほとんどの潰瘍は上皮化した(After)。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
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20代/ 女性
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性器ヘルペス
20歳代女性 性風俗従事者
4日前からお尻の方にできものができて痛む。数日で大量になってきて、痛い。熱は出ていないが、気持ち悪く、吐き気がある。
診察で、右臀部に3,4か所の水疱(画像1)、膣前庭部に潰瘍を認める(Before)。
検査では単純ヘルペスウイルス2型特異抗原検査陽性。抗ウイルス薬が処方され、6週間後膣前庭部の潰瘍は完全に上皮化していた(After)。
*病変が臀部後ろの方の為、帯状疱疹も疑ったが、水痘帯状疱疹ウイルス特異抗原は陰性であった。
50代/ 女性
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エピソード
膣トリコモナス症
50歳代女性 性風俗従事者
1日のうち数回どっと白いおりものが出てにおいが独特であった。
診察では、外陰部には膿が見られ、尿道にも影響していると考えられた(画像1)。また泡沫状の黄色いおりものと悪臭が認められた(Before, 画像1)。トリコモナス塗抹検査で陽性を認めた。フラジール膣錠、フラジール内服薬で加療がなされた。
10代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス疑い、細菌性膣症
10代女性 性風俗従事者
2,3日前から外陰部のかゆみ、悪臭、下腹部痛、性器にできものができた。だるさと食欲不振がある。発熱はない。
診察で、両側大陰唇(画像1)、会陰(画像2)、肛門周囲(画像3)、子宮頚管部(画像4,5)などに多発する潰瘍を認めた。またおりものは黄色く、(画像4)多めで膿様で悪臭著明であった。単純ヘルペスウイルス特異抗原検査は陰性であったが、臨床的に性器ヘルペスを強く疑い、抗ウイルス薬内服および軟膏が、細菌性膣症に対してはフラジール膣錠が処方された。
40代/ 女性
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30代/ 女性
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エピソード
性器ヘルペス
30歳代女性 感染経路はパートナー
2,3か月前からパートナーと付き合っている。11日前に性行為をした。2日前に近医で性器ヘルペスの診断。自分で性器のできものは見えないが、手で触るとブツブツしており、座ったりしてこすれると痛む。パートナーはこれまでにヘルペス症状を来したことはないという。
診察では、左優位の両側大陰唇、小陰唇、肛門周囲などに多発潰瘍を認めた(Before)。単純ヘルペス特異抗原検査(綿棒でぬぐう検査)では陰性を認めたが、その後の血液抗体検査CF法では32と高値を認め、性器ヘルペスの診断で矛盾なし。3週間後には症状は軽快した(After)。
約1年後に同様の箇所(左優位両側大陰唇、会陰)に潰瘍を認め(画像1,2)、もう一度単純ヘルペス特異抗原検査を行った所、1型ヘルペスの陽性を確認した。
【解説】
単純ヘルペスには1型、2型があり、かつては口唇ヘルペスが1型、性器ヘルペスが2型と分類されていました。しかし、オーラルセックスの広がりにより現代では2型でも口唇、1型でも性器に感染する事があり、型と部位は一致しない事が知られています。「陰部潰瘍」を持つ患者様は、とても不安な気持ちになるものです。診療所によっては、エピソードや視診にて性器ヘルペスの診断としますが、私たちはなるべく検査で証明する事をお勧めしています。その理由は陰部潰瘍の原因には性器ヘルペスの他、性感染症の分野では「梅毒」などの可能性があり、性感染症以外の分野では「帯状疱疹」「固定薬疹」「ベーチェット病」などの可能性があるためです。
よって、陰部潰瘍がみずみずしい場合はその潰瘍底を綿棒でぬぐい、特異抗原検査を提出します。検査で陽性が出ればヘルペスの診断と型の診断が同時にできます。陰性の場合には、血液検査で抗体を調べ、単純ヘルペスウイルスが体内に侵入した証拠を突き止めます。この患者様は当初ヘルペス特異抗原検査は陰性でしたが、その後の血液検査で抗体が陽性、すなわち単純ヘルペスウイルスによる感染を証明しました。しかし型がわからなかったので、1年後の再発時にもう一度特異抗原検査を提出し、1型が判明しました。1型は2型に比べて、再発が少ない事が知られています。患者様の将来における病気との付き合い方が変わるため、当院では執念深く検査をする事をお勧めしています。*検査結果については個人差がございます。
50代/ 女性
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性器ヘルペス
50歳代女性
3,4か月前からパートナーと性行為をしているが、今回初めてコンドームが破けた。6日前に性交後お尻側の性器が痛かった。右側が特に傷ついている感覚があった。数日後よりおりものが出て来たので心配になった。2日前に前医でカンジダの診断をされたが、おりものが黄色っぽいからクラミジアかもしれないとも言われた。診察時に先生から「お尻の穴の所にポツポツあるからコンジローマかもしれない」と言われた。
診察では両側小陰唇外側(Before, 画像1)や膣前庭部(画像2)などに潰瘍を認めた。尖圭コンジローマを疑う病変は認めなかった。
単純ヘルペス特異抗原検査で2型ヘルペス陽性。バラシクロビル10日分、ビダラビン軟膏1本が処方された。1週間後、疼痛は緩和された(After, 画像3)。
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膣前庭部の尖圭コンジローマ、膣クラミジア感染症、細菌性膣症
20歳代女性 メンエス勤務
仕事で指入れをされている。パートナーとはコンドームを使用しない性行為をしている。1週間前からおりもの増加、色の変化があり、昨日からかゆみ、悪臭がある。淋菌クラミジアは検査済みであり、他の検査を希望された。
診察では、膣前庭部、会陰部、肛門周囲右側に尖圭コンジローマを疑う鶏冠状の結節が見られた(Before)。
おりもの検査ではカンジダ陰性、トリコモナス陰性であり、細菌性膣症の診断。フラジール膣錠で症状は軽快した。また前医の検査結果にてクラミジア陽性であり、アジスロマイシンが処方された。尖圭コンジローマに対してはベセルナクリーム10包(約1か月程度)で消失した(After)。
20代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
20歳代女性
3か月前に友人と性行為を行った。その時にできものができ、近医で性器ヘルペスの診断を受けた。2週間前にも同様のできものができたが、それぞれ痛みはなかった。違う病院ではヘルペスかどうかわからないと言われ、はっきり診断してもらえなかった。「痛くなかったら梅毒の可能性がある」という動画を見たので検査を希望する。今は症状はないが、右小陰唇の内側にイボがあるので診てほしい。前医では「わからない」と言われた。
診察では、右膣前庭部に乳頭腫症を認めた(画像1)。尖圭コンジローマを疑う結節は認めなかった。
単純ヘルペス抗体IgGは陽性であり、時期は不明だが、性器ヘルペスの感染歴がある事が明確に証明された。
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のど・膣・バルトリン腺の淋病
20歳代女性 ノンスキンのソープで働いている方。
既往歴:3年前にヘルペス、1年前に梅毒
5日前に不正出血があり、一昨日には膀胱炎症状が出現して、近医婦人科で膀胱炎の診断でセフジニルが処方された。昨日、ストレッチの時に鼠径リンパ節の腫脹、痛みを認める。
診察では左バルトリン腺に腫脹(Before)、圧痛があり、圧出排膿をできる限り行った。(バルトリン腺開口部より海の排泄を認めた、画像2,3)また、おりものは黄色く濁っていた(画像4)。
検査の結果、のど・膣・バルトリン腺分泌物から淋菌が検出され、セフトリアキソン点滴が施行された。
*数日前の膀胱炎の原因も淋病の可能性が示唆されたが、検査は未実施である。
その後、同月の検査時には、バルトリン腺の腫脹は改善したが(After)、血の混じった黄色いおりものが出ており、膣トリコモナスが検出された。治療が行われた。
20代/ 女性
エピソード
尖圭コンジローマ
20歳代 女性 ソープで働いている。
1週間前から性器にできものができた。昨日他院で尖圭コンジローマと言われたが、治療はできないと言われた。
診察では会陰部、肛門周囲に尖圭コンジローマを疑う結節が散見された。
尖圭コンジローマの診断で、ベセルナクリームのみを使用し、徐々に縮小(画像2,3,4,5)、2か月後に完全に治癒した。
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス(単純ヘルペス2型)
20歳代女性 フリーター パートナーは6か月で3人
【既往歴】11歳 帯状疱疹、19歳 人工妊娠中絶
性行為翌日から発熱が3,4日間続いた。のどの痛み、関節痛が出現。コロナ検査未実施。近医泌尿器科で膀胱炎の診断。昨日より抗生剤を内服し、様子を見ていたが、パートナーは尿から膿が出ていて、発熱、排尿痛があったため、これは自分も普通の膀胱炎ではないと思い、当院を受診された。
診察では、左大腿内側(画像1)、恥毛部、右大陰唇、膣前庭部・会陰(画像2)などに多発潰瘍を認めた。2型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。
パートナーは淋病を認めたが、本人はのど・膣共に淋菌、クラミジアそれぞれ陰性であった。
1週間後、手足に発疹が出現した。
1か月後、発熱、肝機能異常、手足の発疹は悪化、お尻の穴が痛んだ。診察では肛門に多発潰瘍(画像3)、膝(画像4)・足関節・手掌などに多発する紅斑を認めた(画像5)。梅毒検査陰性、肛門の潰瘍に対し2型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。性器ヘルペスによる全身性の発疹と考え、基幹病院に転院。診療情報提供書より、単純ヘルペス・ウイルス性中毒疹が疑われた。
20代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
膣前庭乳頭腫症 20歳代未婚女性 会社員 マッチングアプリ利用者
1か月前から性器のできものに気づいた。一昨日、泌尿器科を受診し、それはしわであって、尖圭コンジローマではないとの診断を受けたが、まだ不安が残る。
診察では膣前庭部に乳頭腫を認めた(画像1,2,3)。膣前庭乳頭腫症の診断。
20代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
20歳代女性 医療職 1人の男性と3か月前からお付き合いがある。
4年前に尖圭コンジローマに対して電気メスでの切除を行った。2,3週間前から性器のできものに気づいた。近医を受診し、尖圭コンジローマではないと言われたが、セカンドオピニオン目的にご来院された。
診断で右膣前庭部に乳頭腫を認めた。膣前庭部に乳頭腫の診断。
40代/ 女性
エピソード
二期梅毒
40歳代女性 既婚 3名の性的パートナーがいる
2か月前から体に湿疹ができ、1か月前に前医皮膚科を受診。体幹、四肢に紅斑が散在し、薬疹などを疑われた。現在の内服薬の中止、ステロイド外用で経過を見るも改善せず。梅毒が疑われて血液検査が施行された。TP590、RPR115であった。筋肉注射を目的に当院を受診された。
診察で四肢に淡い紅斑が多発して認められた。二期梅毒の診断で、ステルイズ注射を実施した。
【解説】梅毒とは梅毒トレポネーマという細菌の感染で、10日前後を潜伏期間として、その後初期硬結、硬性下疳などの陰部潰瘍、リンパ節腫脹、手の甲などを含む全身に赤い発疹が出る。梅毒という名前の由来は、赤い発疹が植物の楊梅(ヤマモモ)にいている事からそのように名づけられた。検査にはTP抗体、RPR抗体を血液検査で測定する。治療は抗生剤で飲み薬または筋肉注射がある。医療機関によっては飲み薬のみの取り扱いの所もあるため、注射希望の方は受診前に問い合わせてみる事をお勧めする。予防にはコンドームが大切である。元々の感染経路は同性愛者に多かったが、現在では異性間の行為でも頻繁に感染する事が知られている。日本では性感染症のトップとまではいかないまでも、近年、特に2010年以降、大変流行している病気であり、リスクのある行為をした後は必ず不安行為から1か月程度待って、血液検査をする事が望ましい。症状の一覧は当院の梅毒のページをご参照ください。他にも詳しい情報・記事は当院公式You Tubeに多くアップロードしています。
30代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
30歳代女性 会社員
性器にできものがある。特定できないが、半年前くらいにはあった。尖圭コンジローマの可能性があると考え、診察を希望された。
診察にて、膣前庭乳頭腫症と診断された。
20代/ 女性
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エピソード
尖圭コンジローマ、伝染性軟属腫(通称、水いぼ)
20歳代、学生、マッチングアプリ利用者、パパ活
膣の入り口にできものができ、コンジローマと思い、受診。
診察で会陰部、膣前庭部、尿道口に尖圭コンジローマを疑う結節を認めた(Before、画像1,2)。液体窒素、ベセルナクリーム、ヨクイニンを用いて、6週間治療後、ご本人の希望で転院、レーザー治療を行った。しかし、劇的に改善した気がしなかった。引き続き治療がなされ、治療3か月目にコンジローマの結節は全て消失(After)。水いぼ(伝染性軟属腫)が出現し(画像3)、同病変は液体窒素による凍結療法で加療した。最終、初回から4か月経過して、全てのイボ(尖圭コンジローマ、水いぼ)が消失した(画像4)
20代/ 女性
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エピソード
外陰部膣カンジダ症
20歳代 公務員 1人のパートナーと5か月前から付き合っている。
1か月前から外陰部のかゆみ、おりもの増加があった。前医でクラミジアを診断され、治療済みである。その後も陰部のかゆみが改善しないため当院を受診された。
一時期、かゆみや痛みは治まっていた。クラミジア治療後は性行為は一切していない。悪臭はなく、性器の周りがかゆい。
診察では外陰部全体が発赤著明であり(画像1)、膣内はチーズ状のおりものが多く診られた(Before)。膣洗浄にて、チーズ状のおりものは排除された(After)。オキナゾール膣錠を挿膣、処方はオキナゾール膣錠およびオキナゾールクリームがなされた。
【解説】抗生剤内服中または内服直後のカンジダ発症は有名であるが、自験例のように1か月経過してからの発症もしばしば見られる。抗生剤はカンジダ発症の原因の一つである。女性はもともと膣内に若干の一般細菌やカンジダを有しているのだが、免疫が低下した際に菌量が増加して感染し、おりもの症状として発症する事が知られている。カンジダには表在性、深在性が存在するが、特に性器の場合、外陰部の発赤、表皮剥離、浸出液などが見られ、膣内はチーズ状おりものの増加が有名である。においはないことが多い。一度もカンジダの経験のない女性はおりもの検査を行い、診断する。2度目の発症で、症状が同様の場合は検査を省略する事があるが、他の性感染症(淋菌、クラミジア、マイコプラズマ・ジェニタリウムなど)と混合感染をしている事もしばしばみられるため、検査の実施を勧める。クリニックを受診してもらえればおりもの検査の他、のどや血液でわかる性感染症の検査の追加もでき、またパートナー男性の尿検査やペニスぬぐいの検査もできるので、是非ご来院いただきたい。また、カンジダの予防法についてのお問合せが多いが、例えばカンジダを除菌する成分を有するデリケートゾーン向けのソープなどはとても良い。
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス、梅毒
20歳代女性 ソープ 週2日勤務、1日2人接客
外陰部の痒みがあり、レディースクリニックを受診し、医師からは視診にて性器ヘルペスと診断され抗ウイルス薬を処方された。セカンドオピニオンおよび検査希望で、同日当院をご来院された。
診察で会陰部に2㎝程度の潰瘍(画像1)、両側鼠経リンパ節の腫脹(画像2,3)が認められ、2型単純ヘルペス特異抗原陽性、血液検査にて梅毒RPR64/TP640であった。治療は途中で自己中断された。
【解説:注意すべきこと】性器ヘルペスの原因ウイルスは単純ヘルペスウイルス1型、2型であるが、水痘帯状疱疹ウイルス(いわゆる3型ヘルペス)感染による症状は片側帯状の水疱や潰瘍である。時として性器ヘルペスとの区別が難しい事があるため、医師による診断が不可欠である。インターネットなどには多くの情報が散見されるが、基本的には医療機関、特に性感染症内科への受診をお勧めする。
30代/ 女性
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エピソード
尖圭コンジローマ
30歳代女性 主婦 マッチングアプリ利用者
3か月前からマッチングアプリで知り合った男性とコンドームを用いない性行為をしている。1週間前から性器のブツブツに気づき、数日で増えて大きくなり、当院の液体窒素による凍結療法を希望された。膣前庭部3-9時方向、尿道および尿道周囲に無数の尖圭コンジローマの結節が認められた(Before)。まずはヨクイニンとベセルナクリーム(イミキモド)で治療を開始、1週間後にほとんどのイボは消失し(画像1)、液体窒素は使用せず2週間後に完治した(After)。
*治療期間には個人差があります。
20代/ 女性
エピソード
二期梅毒
20歳代女性 ヘルスとパパ活をしている。プレイはディープキス、ゴムなしフェラ、ゴムあり性交。
1週間前から体全体に湿疹ができた。お風呂に入った直後は目立つ。昔から皮膚が弱く、すぐに赤くなってしまうから梅毒なのかわからないと思い検査を希望された。両側前腕、腹部、臀部に淡い紅斑が散在している。下肢には紅斑は認めなかった。梅毒RPR64/TP2560で梅毒の診断。ステルイズ筋肉注射を施行。
40代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
膣前庭乳頭腫症 40歳代女性 会社員
4,5日前に婦人科健診で尖圭コンジローマの可能性があると言われ、前医でベセルナが処方された。2回塗ってみたがあまり変化があるようには思えず、セカンドオピニオン目的でご来院された。
両側小陰唇には突起が散見され、尖圭コンジローマの結節は認めなかった。視診で膣前提乳頭腫症の診断。ベセルナによる治療は中止するよう指示した。
*尖圭コンジローマが治り、膣前提乳頭腫症が残る場合もあるため、必ずしも前医の診断が誤診であるとはならない。
20代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
20歳代女性 会社員 1年前より彼氏と付き合っている
1週間前に自分でイボを自覚し、レディースクリニックで尿道口の近くに尖圭コンジローマがあると言われ、ベセルナが処方された。その後、彼氏にも病院を受診してもらったが尖圭コンジローマは認めなかった。彼氏としかしていないので、本当に尖圭コンジローマなのかと疑わしい。診察では、尿道周囲や膣前庭部に正常構造としての突起が散見された(画像1)。明らかな尖圭コンジローマは認めなかった。膣前提乳頭腫症と診断し、ベセルナの使用は中止するよう指示した。
*尖圭コンジローマが治り、膣前提乳頭腫症が残る場合もあるため、必ずしも前医の診断が誤診であるとはならない
*彼氏にイボがなくてもヒトパピローマウイルスを持っている可能性はある。すなわち、イボのない相手からヒトパピローマウイルスはうつされ、自分にだけイボができる事はあり得る。
20代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
20歳代女性 会社員 パートナーは一人で、付き合ったばかり、ゴムなし性交
2か月前にコンジローマの疑いを指摘され、ヨクイニン、ベセルナによる治療を行ったが、イボに変化がなく、周囲は炎症でただれた。梅毒やヘルペスを疑われ検査をするも陰性。本当に尖圭コンジローマなのかセカンドオピニオン目的に当院を受診された。
診察では膣前庭部5-7時方向に乳頭腫が認められた(図1,2)。膣前庭乳頭腫症の診断とし、治療中止を指示した。
*尖圭コンジローマが治り、膣前提乳頭腫症が残る場合もあるため、必ずしも前医の診断が誤診であるとはならない。
30代/ 女性
Before
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エピソード
性器ヘルペス、尖圭コンジローマ
30歳代女性 3か月前からスキン着用のソープ店で働いている。
1週間前からおりもの増加、悪臭、性交痛、性器にできものができ、2,3日で悪化してきた。肛門周囲の痛み、排尿時痛、尿が出づらい感覚、発熱はないが、体全体がだるい。
診察では、左大陰唇、恥毛部、会陰、肛門周囲などに有痛性の潰瘍を認める(Before, 図1)。潰瘍底をぬぐい、単純ヘルペスウイルス特異抗原検査を提出するも陰性であったので、血液検査で単純ヘルペス抗体を提出し、陽性。性器ヘルペスの診断。また、診察時には同時に左肛門周囲に1㎝程度の鶏冠状の結節が認められ、尖圭コンジローマの診断(Before)。
まずは抗ウイルス薬の処方を行い、2週間後経過して潰瘍が落ち着いたところから液体窒素による凍結療法が施行され、1週間後にコンジローマの結節は縮小(図2)、さらに2週間後に完治した(After)。
40代/ 女性
Before
After
エピソード
二期梅毒、細菌性膣症
40歳代女性 ヘルス歴3年 週4日勤務1日4名接客。
2,3週間前から体全体に湿疹ができた。あくびが出た時にのどが痛む。唾を飲み込む時も少し咽が痛い。
診察では、咽頭に赤色の粘膜斑を認め(Before)、両手足に多発して鱗屑を伴う紅斑を認めた(画像1,2)。
梅毒抗体RPR32/TP5120と上昇し、梅毒と細菌性膣症の診断で梅毒治療用の内服抗生剤と、細菌性膣症治療用の抗生剤膣錠が処方された。
2週間後には症状はほぼ消失し(After、画像3)、約2か月の加療で完治した。
20代/ 女性
エピソード
淋菌感染症、クラミジア感染症、膣カンジダ症
20歳代 女性 フリーター マッチングアプリ利用者
2週間前にマッチングアプリで知り合った男性とコンドームを用いた膣性交をした。1週間前からおりものの増加、不正出血、排尿後の下腹部痛がある。特に2日前から排尿痛がひどく、トイレに行くのも億劫である。尿は混濁を認め、尿検査では白血球、赤血球を著明に認めた。膀胱炎の診断。
診察では外陰部は全体的に黄色い膿の分布が見られ(図1)、膣側に指を入れ、尿道を圧迫すると尿道から膿の排泄が認められた(図2)。
おりもので淋菌、クラミジア、カンジダが陽性であった。膀胱炎の原因は淋菌性であったものと考えられた。
【注意すべき点】通常、若年者の膀胱炎の原因菌は大腸菌や腸球菌などが多い。しかし、時として性感染症の原因となる淋菌、クラミジア、マイコプラズマ・ジェニタリウム、カンジダなどが膀胱で悪さをする事がある。その場合、通常の膀胱炎に対する抗生剤では不十分な事も多い。すなわち性感染症に効果的な抗生剤の選択が必要となる。以上から性感染症を正しく診断することが、治療に先立ちとても大切である。
30代/ 女性
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20代/ 女性
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尖圭コンジローマ
20歳代女性 ソープ歴1か月 週6日出勤1日6名接客。
4,5日前に熱が出て、同時にお尻の穴が痛かった。どうしたのだろうと思って病院を2回受診した。コロナ検査は陰性。お薬をもらったが熱が下がらない。
診察では、両側大陰唇および、小陰唇に潰瘍が散見された(Before)。38度発熱。2型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。性器ヘルペスの診断で抗ウイルス薬による治療が行われ、1週間後には潰瘍は瘢痕化した(After)。
20代/ 女性
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エピソード
20代/ 女性
エピソード
アポクリン汗腺炎
20歳代女性 会社員 マッチングアプリ利用者
3か月ほど前にマッチングアプリで知り合った男性とコンドームを用いた膣性交を行った。2,3日前から性器にできものができ、受診。診察では右小陰唇に5mm程度の結節、膿疱が認められた。アポクリン汗腺炎の診断で内服抗生剤および抗生剤軟膏が処方された。*アポクリン汗腺炎はいわゆる性感染症ではなく、皮膚の疾患である。
20代/ 女性
エピソード
咽頭淋菌感染症、性器ヘルペス
20歳代女性 会社員 半年で3人の男性と関係がある。
2週間前にパートナーとコンドームなしの膣性交を行った。1週間前から微熱、咽頭痛を認めた。パートナーはヘルペスのような症状で、現在他院を受診中である。
診察で、両側扁桃は腫大し、左に若干の白苔を認める(画像なし)。膣口に3,4か所の小潰瘍(画像1,2)、子宮頚管部に粗大潰瘍(画像3)を認めた。
のど淋菌抗原検査陽性であり、点滴抗生剤を投与。単純ヘルペス特異抗原は陰性、単純ヘルペス抗体検査で陽性を認めた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
30代/ 女性
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20代/ 女性
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性器ヘルペス(抗体検査で確認)、クラミジア、カンジダ、細菌性膣症
20歳代女性 性交渉の頻度は1,2か月に1回
2週間前に新しい人と性行為をした。1週間前よりおりものの悪臭と性器にできものができた。近医で視診による性器ヘルペス、クラミジア、カンジダ、細菌性膣症の診断が下された。ヘルペスの検査を求めて当院を受診された。診察では大陰唇、小陰唇、肛門周囲に多発する地図状の潰瘍が認められた(Before, 画像1、画像2)。単純ヘルペス特異抗原検査は陰性であり、性行為から約3週間後にHSV CF法を実施したところ、上昇を認め、急性期性器ヘルペスの診断。5日後には潰瘍は上皮化された(After)。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
30代/ 女性
エピソード
両側小陰唇、右大陰唇、クリトリス周囲の潰瘍を伴う1型単純ヘルペス感染
30歳代女性 3週間前に今のパートナーと付き合い、1週間前にコンドームを用いない膣性交を行った。最初はコンドームをしていたが、途中でなくなり、しなくなった。4,5日前から尿道の違和感があり、今は排尿痛がある。陰部の周りにニキビのようなできものができて来た。発熱はない。診察で両側小陰唇に多発する潰瘍を認める。右大陰唇にも1つの潰瘍を認める。クリトリス周囲にも潰瘍が見られる。1型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。バラシクロビルが処方され、2,3日で痛みが消失した。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
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外陰部の帯状疱疹
20歳代女性 1か月前から現在のパートナーと行為あり。最終性交は1週間前に指入れをされた。3,4日前から外陰部のかゆみと性器にできものができた。性器ヘルペスの既往なし、水痘(水ぼうそう)の既往あり、12歳の時に右腕に帯状疱疹になった。診察では、右臀部から右大陰唇にかけて、多発する帯状の水疱を認めた(Before)。右鼠径リンパ節は腫脹が見られた(画像1)。帯状疱疹特異抗原検査陽性。帯状疱疹の診断でバラシクロビルが処方された。1週間後に水疱は全て痂疲化し(After)、完治した。
*帯状疱疹の治療費は、¥11,550(5日分)でございます。
*帯状疱疹に用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
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細菌性膣症、のど・膣淋菌感染症、膣クラミジア、大陰唇、小陰唇、会陰、陰核周囲の尖圭コンジローマ、膣トリコモナス症、一期梅毒
20歳代女性 ソープにて週3日勤務1日8名接客。
1週間前から外陰部のかゆみと悪臭が認められた。細菌性膣症、のど・膣淋菌感染症、膣クラミジア感染症の診断で抗生剤の膣錠、内服、点滴で加療し、2か月後の定期検査にて、両側大陰唇(画像1)、小陰唇(Before)、会陰、陰核周囲(画像2)などに多発する尖圭コンジローマを認め、ヨクイニン、ベセルナを2週間用いて完治させた。同時に膣トリコモナス症を発症し、膣錠・内服で加療した。さらに2か月後に大陰唇(画像3)、小陰唇(After)、膣前庭部(画像4)などに多発する潰瘍を認め、一期梅毒の診断。RPR64/TP10240にて、抗生剤1か月投与がなされ、3か月後にRPR8/TP1280と低下し完治した。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
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処女膜、尿道近傍膣前庭部、尿道の尖圭コンジローマ
20歳代女性 ヘルス歴3か月 週2日勤務1日5名接客。
3,4週間前から性器にできものに気づいた。左側処女膜、尿道近傍の膣前庭部などに尖圭コンジローマの結節が認められた(画像1)。ヨクイニン、ベセルナ、液体窒素による凍結療法を3か月行い、ほとんどのイボが消失した。しかし、膀胱炎症状が出現し、尿中白血球陽性、尿道を診察すると尿道内に尖圭コンジローマの再発病変を認めた(Before)。1カ月の治療で尿道の結節(After, 矢印)は消失した。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。
40代/ 女性
エピソード
膣前庭乳頭腫症(正常構造)
40歳代女性 性的パートナー2名 性的接触は2か月前~2週間前
6週間前に前医で尖圭コンジローマの診断。ベセルナを4週間塗布した。自分ではどれがコンジローマのイボかわからない。診察では尖圭コンジローマの結節は認めず、両側小陰唇に正常構造としての突起、すなわち膣前庭部乳頭腫症を認めた。(元々尖圭コンジローマが無かったのか、最初はあったのだがベセルナで消失したのかは不詳) 治療は不要と判断された。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。
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一期梅毒
20歳代女性 ヘルス歴2か月 週3日勤務、1日6名接客。
5日前から性器にできものがあり、眠れないくらいの痛みがあり、ヘルペスではないかと思う。排尿後に染みる感じもする。発熱なし。左大陰唇に2か所の陰部潰瘍が認められ(Before)、性器ヘルペスが疑われた。5日後、ヘルペス特異抗原陰性、痛みがひどく、だるくて寝こんだ。左大陰唇の2か所の潰瘍は悪化し(After)、左鼠径リンパ節は腫脹し(画像1)、周囲は蜂窩織炎を呈していた(After, 画像2)。即日梅毒TP定性検査陽性、RPR4/TP160、ステルイズを投与し、4週間後にRPR1/TP80に低下し、完治した。
*梅毒の治療費は、飲み薬1週間分¥5,390-6,160(内服は2-8週間程度必要とされます)、筋肉注射1回¥26,400でございます。
*梅毒に用いる薬の副作用には、など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。
20代/ 女性
エピソード
梅毒、膣クラミジア、細菌性膣症
20歳代女性 ヘルス歴3年 週3日勤務、1日4名接客。
1週間前からおりもの増加、悪臭、できものができた。会陰周囲に3,4か所の潰瘍性病変を認め、ヘルペスが疑われたが、単純ヘルペス特異抗原検査陰性。細菌性膣症、膣クラミジア陽性で膣錠および抗生剤が処方された。2週間後に本人は潰瘍が改善したと言い、しかし診察すると、左大陰唇および会陰の潰瘍は悪化傾向。左優位両側鼠径リンパ節腫脹を認めた。TP定性検査陽性、RPR16/TP160であり、ステルイズが注射された。その後、クラミジア治癒検査では再陽性を認め、通院は自己中断された。
*梅毒の治療費は、飲み薬1週間分¥5,390-6,160(内服は2-8週間程度必要とされます)、筋肉注射1回¥26,400でございます。
*梅毒に用いる薬の副作用には、など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。
30代/ 女性
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エピソード
膣前庭部、尿道の尖圭コンジローマ
30歳代女性 ソープ勤務 週4日勤務、1日6名接客。
昨日性器にできものがができていたことに気づいた。硬い感じがする。膣前庭部9時方向に結節を認め(画像1)、尖圭コンジローマの診断。ヨクイニン、ベセルナ、液体窒素による凍結療法を行い、途中3,6時方向(Before)および尿道(画像2)にもイボが出現し、完治までに6カ月を要した(After, 画像3)。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。
20代/ 女性
Before
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エピソード
クリトリス周囲、膣前庭部、左大腿内側部、膣壁、子宮頚部の尖圭コンジローマ
20歳代女性 ピンサロ勤務歴10か月 週4日勤務、1日9名接客。
一昨日レディースクリニックを受診し、尖圭コンジローマを指摘されたが、治療が不可であり、当院での治療を希望された。全体的にアトピー性皮膚炎が見られ、掻きむしり痕が見られた。尖圭コンジローマのイボは、クリトリス周囲、膣前庭部、左大腿内側部、膣壁、子宮膣部などに無数に認められた(Before、画像1,2)。膣壁及び子宮頚管部の病変に関しては横浜のクリニックをご紹介し、レーザー治療を受けていただいた。外陰部の尖圭コンジローマに関しては、ヨクイニン、ベセルナ、液体窒素による凍結療法を行い、完治。その後肛門周囲に再発を認めた(画像3,4)が、最終的に半年後にすべてのイボが消失した(After、画像5)。
その他、初診時の症状・検査にて、のどクラミジア、細菌性膣症等も認められ、同時に治療を行った。
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20代/ 女性
エピソード
恥毛部、大陰唇、肛門周囲、膣前庭部の尖圭コンジローマ
30代/ 女性
エピソード
アポクリン汗腺炎症例
30歳代女性
尖圭コンジローマに対して3か月間のベセルナで改善した。しかし、右の小陰唇が腫れており、尖圭コンジローマの再発かと思い来院された。右小陰唇のできものに関しては、指で圧出すると角栓様の物質が排膿された。部位からアポクリン汗腺炎が疑われた。性感染症ではない。
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20代/ 女性
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処女膜の尖圭コンジローマ
20歳代女性 マッチングアプリ利用者
4,5か月前にマッチングアプリで知り合った男性と須股、ゴムなし膣性交を行った。1週間前から外陰部にできものができた。診察にて、陰核近傍、尿道周囲、処女膜などに白っぽいイボができている(Before)。尖圭コンジローマの診断でベセルナが処方された。1週間おきに患部を診察し、ベセルナによる経過は良好で、液体窒素による凍結療法は不要と判断された。3週間後にイボは完全に消失し、完治した(After)。処女膜の色も白っぽい箇所が赤色に戻った。
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20代/ 女性
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30代/ 女性
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会陰部の尖圭コンジローマ
30歳代 女性 ソープで勤務 週3日勤務、1日2名接客
3日前にコンジローマに気づいて、他院を受診したが治療はできないと断られた。当院を受診され、右会陰部に5mm大の鶏冠状の結節が認められ(Before)、尖圭コンジローマの診断でヨクイニン、ベセルナが処方された。2週間後に完全に結節は消失した(After)。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
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膣前庭部、膣口、膣天蓋部 尖圭コンジローマ
20歳代女性 ヘルス、ソープ歴1年半 週3日勤務1日5名接客
2週間前に性病クリニックで定期検査を行い、膣クラミジア陽性(他、膣淋菌、HIV、梅毒、B型肝炎は陰性)で抗生剤を内服した。初診時には膣クラミジアの治癒検査を求められたが、検体採取の時に膣口6時方向~膣前庭部にかけて尖圭コンジローマの結節が認められた(画像1)。膣天蓋部にも1つの結節が認められた(Before)。膣口の病変は当院でヨクイニン、ベセルナ、液体窒素を用い、膣天蓋部の病変は横浜にあるクリニックにてレーザー治療をお願いした。2週間後には会陰部の結節は縮小しているが、膣前庭部へ病変が広がった(画像2)。5カ月後に天蓋部を含む全ての結節が消失し(After)、完治した。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
エピソード
会陰部の尖圭コンジローマ
20歳代女性 性的パートナー1人 3か月前から
性器にできものができ、増えて来たので当院を受診された。膣と肛門の間、すなわち会陰(えいん)部に多発する尖圭コンジローマの結節が見られた。体窒素による凍結療法を週1回ペースでで3回、同時にベセルナを4週間使用し、完治した。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
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20代/ 女性
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尖圭コンジローマ再発
20歳代女性 性的パートナー一人。1か月前から性器に違和感を感じており、前医で尖圭コンジローマの診断。膣前庭部や大・小陰唇の間に結節が認められた。液体窒素による凍結療法、ベセルナクリームによる治療がなされ、約1か月で全ての結節が消失した。2週間後に右膣前庭部に3mmに満たない毛細血管を含む尖圭コンジローマの結節を一つ認め(Before1, Before2はBefore1の拡大)、再発の診断となった。さらに2週間後に結節は消失し、完治となった。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
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2期梅毒、膣クラミジア、細菌性膣症、咽頭淋菌感染症
20歳代女性 ヘルス歴3年 週5日出勤、1日3-5人接客。数日前からおりもの増加、のどの腫れ、痛み、性器に湿疹、顔面(Before, After)・四肢(Before1)・腹部(Before2)・軟口蓋(Before3)を含む体全体に湿疹が出て来た。TP陽性、RPR64で梅毒の診断。その他、膣クラミジア、細菌性膣症、咽頭淋菌感染症に感染していたことが同時に発覚した。梅毒は2か月で完治(RPR8)、半年後にはRPRは0となった。
*梅毒の治療費は、飲み薬1週間分¥5,390-6,160(内服は2-8週間程度必要とされます)、筋肉注射1回¥26,400でございます。
*梅毒に用いる薬の副作用には、など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
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伝染性軟属腫(通称、水いぼ)
20歳代女性、ヘルス歴1年半。週3日、1日2人接客。陰部の左鼠径部、両側臀部周囲に突起するできものが見られた。できものの中には乳白色のかゆ状物質が見られている。伝染性軟属腫(通称:水いぼ)の診断(Before)。液体窒素による凍結療法を4回施行し、3か月で完治した。その後、再び右大腿内側部に小さな再発病変(矢頭)を認めた(After)ため、1か月間ヨクイニンを服用した所、完治した(写真なし)。
*伝染性軟属腫の治療に関しては液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1~3週間程度でございます。
*液体窒素の副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等など報告されております。このような症状が出た場合は担当医師へご相談ください。
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梅毒、尖圭コンジローマ、咽頭淋菌感染症、咽頭クラミジア、膣カンジダ症
10歳代女性 ヘルス歴半年。週7日勤務1日5,6人接客。1か月前から不正出血あり。2日前から外陰部のかゆみ、全身の発疹が出て来た。手の平(画像1)、足(画像2)などに紅斑が散在。膣前庭部(画像3)、膣壁(画像4)などにコンジローマ結節が見られる。梅毒、尖圭コンジローマ、のど淋菌、のどクラミジア、カンジダ陽性。RPR128。全ての治療に約1か月半かかった。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス
20歳代女性 ヘルス勤務
性器ヘルペスを繰り返している。肛門の潰瘍から浸出液が出ており、悪臭がする。あまりにつらく、大学病院で入院を懇願したが、断られた。画像1:両側大陰唇から肛門にかけて潰瘍性病変を認める。画像2:両側大陰唇に潰瘍を認める。画像3:子宮頚管部に潰瘍を認める。バラシクロビルを15日間服用し、症状は落ち着いた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
【謝辞】
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【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。